平成28年となりました。本年も当会を引き続きご支援のほどお願い申し上げます。
平成28年1月11日(月)につくばみらい市小貝川河川敷で「あわんとり」を行いました。
「あわんとり」とは、一般に言うどんと焼きのこと。NPO法人がある
つくばみらい市のほか、茨城県南地域での呼称です。
由来は「あわ」と「とり」。人間の食料である「粟」をついばむ「鳥」を追い払い、一年の息災を祈念するものと言われています。
準備は前日の日曜日の朝から。大人20名がかりで竹を主材料に組み込みました。
高さは約10メートル。やぐらのてっぺんの弓矢は筑波山に向けるのが風習です。
当日の朝。ほぼ無風の好天に恵まれました。
開始時間は15時。多くの方々が集合。しめ縄やだるま、正月飾りなどを持ち寄り、いざ点火です。
点火から8分ほどで、1日がかりで組んだやぐらは倒壊し、40分程度でやぐらは消え、熾(おき:火の状態が炭や灰になった状態のこと)の状態になりました。
熾になったところで竹串の先にお餅やソーセージ、マシュマロなどを付け、みんなで焼いて食べました。
一年間風邪を引かないなど縁起の良い食べ方とされています。
今年も無事あわんとりを終えることが出来ました。
古瀬の会にご支援いただいている皆様にとって、本年も良い年になるよう祈念申し上げます。
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